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Q&A

   

Q:仏壇の扉

先日、父の葬儀を済ませました。菩提寺の住職さんから仏壇にもお参りするようにと言われ仏壇の扉を開けてありますが、親戚から49日の間は仏壇を閉めておくものだと言われました。どちらが正しいのでしょうか。(62歳女性)

A:葬儀の際に仏壇の扉を閉めるという考えは、仏教的な発想では無く、元々は神道のしきたりから来たものと思われます。

神道では「死者や葬儀は穢(けが)れ」と考え、その「穢れ」を嫌うため、家に死者が出ますと忌や喪が明けるまで神聖な神棚をそのような穢れから遠ざけなければならないと考え神棚を封鎖いたします。

ご葬儀後には四十九日法要が終るまで神棚に白い半紙などを貼って閉じるのが一般的ですが、親戚の方はお仏壇と神棚を同じように考えてそのようなことを言われるのだと思います。

実際はお仏壇と神棚は考え方が違うものなのですが、どうもこの風習がいつのまにかお仏壇にも波及したという可能性があります。仏教にはそもそも死が穢れであるという観念はありません。ですからお寺様でご不幸があってもご本堂を閉めることはありません。

このことから考えると菩提寺の住職さんが言うとおり仏壇は開けておくのが正しいと言われています。一方では、既存の仏様に対して、「しばらくの間、新しい仏様にかかりきりになりますので、申し訳ありません」という理由で扉を閉めるという意見を聞いたこともあります。

こういった考え方が地域の習慣になって仏壇の扉を49日まで閉めるというところもあります。宗旨や宗派によってもいろいろな考え方があるので菩提寺のご住職さんに聞いてみるのが一番良いかと思いますが、いずれにせよ、新しい祭壇と既存のお仏壇の両方にきちんとお給仕することが本来のありかただと思いますので、是非お仏壇の扉は開いて供養をしていただきたいと思います。

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