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FAQ

新聞チラシには「葬儀が30万円で…」とあったり、葬儀を経験した方からは「思っていたよりも、多くかかってしまった…」という話を聞きます。お葬式の費用ってどれぐらいかかるんでしょうか?(58歳女性)

A: 全日本葬祭業協同組合連合会が2003年に行った調査によると、最も知りたい葬儀情報として「葬儀費用」が51.3%でトップでした。葬儀業界が不透明という印象を持たれる大きな原因も「費用の分かりにくさ」にあるのかもしれません。「終わってみると、広告の倍以上のお金がかかった…」など費用に関する後悔を多くの葬儀経験者が持っています。
しかしこれは「葬儀費用の計算方法」を知っていれば防げたかもしれません。関東地方の葬儀費用の合計平均は313.0万円(※)という統計があります。

「葬儀費用」と聞くと一般的には「お葬式に必要な全ての金額」をイメージしますが大きく分類すると、
①葬儀社に支払う費用
②実費費用
③宗教者へのお礼等
・・・ に分かれます。

①の葬儀社に支払う費用は祭壇等のレンタル料や、お柩、人件費等です。

②の実費費用とは、お料理や返礼品、霊柩車、式場使用料等で葬儀に必要なものですが、実は葬儀社が手配を代行し、それぞれの専門業者が販売しています。このため実費費用は葬儀社に対して精算するのではなくそれぞれの業者に対して行われることが多く、広告などでよく見かける「葬儀一式○○万円」には、この「実費費用」が含まれていなことが多いのです。これが葬儀費用トラブルの原因の一つにもなっています。

最近では事前に相談にのってくれる葬儀社が多いので、信頼できる葬儀社にどういう葬儀をしたいのかを相談し、葬儀に必要な総費用の見積もりをとっておくとよいでしょう。また葬儀社以外の費用や地域の慣習についても、わからない事を率直に相談しておくのがよいと思います。

※財団法人 日本消費者協会 第7回「葬儀についてのアンケート調査」平成15年9月より
父が入院中です。医師に危篤を告げられた場合何をすればよいのですか?また亡くなった時は病院指定の葬儀社にお願いすればよいのでしょうか?(58歳男性)

A: まず近親者に連絡をとります。遠方の方には到着までの時間を考えて連絡がとれるようにします。

一般的に近親者とは3親等までと言われています。それ以外でも本人と親しい友人や勤務先にも知らせるほうが良いでしょう。

参考までに、父母や子供・配偶者の父母は1親等、祖父母・孫・兄弟姉妹・配偶者の兄弟姉妹は2親等、伯父(叔父)・伯母(叔母)・甥・姪・曾孫は3親等、いとこは4親等となります。危篤時に連絡する人の電話番号や住所のリストを事前に作っておくと、もしもの時に慌てずにすみます。

息を引き取られた場合、病院の清算や、ご遺体の搬送、関係者への連絡、役所への届け出、葬儀社の手配などやるべき事が沢山あり、何をすれば良いのか分からなくなってしまいがちですが、全て済まそうとせず落ち着いて対応します。
ご遺体の搬送先を決め、安心して任せることのできる葬儀社に依頼します。葬儀社は24時間で受付けているので時間を気にせずに連絡しましょう。
住宅事情等でご自宅に安置できない場合もあるので葬儀社の霊安室等の設備を事前に確認すると良いでしょう。また搬送のみを病院指定の葬儀社に依頼することもできます。病院への清算はその場で済ませてもよいですが多くの場合は後日で大丈夫です。

死亡診断書を病院で受け取り自宅(安置場所)へ向かいます。役所への届出は良心的な葬儀社では火葬許可書を受取るまで代行してくれます。
また病院指定の葬儀社はダメという事を聞きますが、必ずしも悪い葬儀社とは限りません。

しかし家族も葬儀の知識が無い上に、急なことで動揺している中で話が進みますので後々納得できないことや、後悔するケースもあるようです。現在では多くの葬儀社が施設見学や事前相談に応じておりますので比較検討して安心して任せる事のできる葬儀社に依頼する事をお勧めします。
最近「家族葬」という言葉をよく聞きますが、どういうお葬式なのですか?「密葬」とは違うのですか?(42歳女性)

A: 本来、お葬式は○○葬と決められるものではありませんが、時代とともに葬儀を行う形も変わり、自宅や集会所ではなく専用葬儀会館での葬儀や無宗教葬などと多様化しています。

核家族化や社会的な経済事情等から、葬儀という儀式においても『義理や付き合いを避けて行いたい』『費用的な負担を抑えて経済的に行いたい』という消費者の声が多くなりました。

この『声』に葬儀社が応え、企業努力を重ねた上での低価格化、儀式内容と料金の明朗化を築き上げ消費者のニーズに応えプラン化したものが『家族葬』と言われています。消費者から今、最も求められている葬儀のスタイルかもしれません。

『家族葬』とは一般には家族だけの密葬(家族葬=密葬)とお考えの方が多いようですが、本来、密葬とは社葬など、後日改めて通知を出して本葬を行う前の葬儀(火葬)を一般的に密葬と言っていました。現在では結婚式で言う、「地味婚」の葬儀版というような感じで、参列者を親族等に制限してしめやかに行われる葬儀を意味するようになってきているようです。

そういう意味では「家族葬」=「密葬」は間違えではないのかもしれません。しかし「家族葬」にはもうひとつの意味があります。それは葬儀社主導の形式的な葬儀ではなく、故人と家族が主体となり家族を中心とした近しい方々が社会的な儀礼に重きを置きすぎるのではなく、故人と家族のお別れを最も大切にしたスタイルの葬儀という事です。

つまり家族葬とは決して普通の葬儀の規模を小さくしたものではなく、最期の限られた時間を愛する家族と一緒に過ごしたいという葬儀において最も大切な「想い」をカタチにしたものでなければならないということです。

最近は「家族葬」という表現をする葬儀社が多くなってきましたが、葬儀はやり直しのできない大切な儀礼です。最近では葬儀社の多くが事前相談等に対応しております。よく内容を確認して安心できる葬儀社に依頼するようにして下さい。
もうすぐお彼岸ですが、お彼岸の期間中はどのような供養をしたらいいでしょうか?

A: 「暑さ寒さも彼岸まで」といわれるようにお彼岸は季節のくぎりです。

彼岸という言葉は、古代インド語のパーラミター(波羅蜜多)が語源で、意味は「彼の岸へ至る」ということです。煩悩や迷いに満ちたこの世を「此岸」というのに対し、悟りの世界・仏の世界を「彼岸」といいます。春分・秋分の日が、太陽が真東から上がって真西に沈むことから、西方極楽浄土の信仰と結びついた仏教行事であるのですが、日本独特の行事で他の仏教国には無いものだそうです。

お彼岸は、春3月と秋9月の年2回あります。期間は春分の日と秋分の日を中日(ちゅうにち)として前後3日間の7日間です。そして初日を「彼岸の入り」といい、最終日を「彼岸の明け」といいます。昔から、彼岸には先祖の霊を敬い墓参りをして供養をする風習があります。できれば家族そろってお墓参りしましょう。お墓参りに特別の作法はありません。墓石をきれいに洗い、お墓の周りも掃除して花や線香をたむけ、お菓子などをお供えします。そして合掌礼拝の前に水桶から水をすくい、墓石の上からかけます。水をかける事も布施になります。

また、家庭では仏壇を掃除し、新しい花、ぼた餅、おはぎ、団子、海苔巻き、いなり寿司などを仏壇に供え、家族でもこれを食すと言った風習も残っています。お彼岸にはお寺で、「彼岸会」の法要が営まれます。お墓参りの折にはお寺の彼岸会にも参加してご供養をすると良いと思います。忙しくて時間がない場合でも、本堂のご本尊へのお参りとご住職への挨拶は欠かさないようにしましょう。

ちなみに「ぼたもち」と「おはぎ」は、お彼岸のお供えにはかかせないものです。両方とも、蒸した餅米とアンコの同じ素材でつくられる食べ物ですが、季節の花になぞらえて、春の彼岸にお供えするのが牡丹餅で、秋にお供えする場合はお萩と言います。ですから、季節感も一緒に味わいながら牡丹餅やお萩をいただきましょう。
もうすぐお彼岸ですが、お彼岸の期間中はどのような供養をしたらいいでしょうか?(51歳女性)

A: 「暑さ寒さも彼岸まで」といわれるようにお彼岸は季節のくぎりです。

彼岸という言葉は、古代インド語のパーラミター(波羅蜜多)が語源で、意味は「彼の岸へ至る」ということです。煩悩や迷いに満ちたこの世を「此岸」というのに対し、悟りの世界・仏の世界を「彼岸」といいます。春分・秋分の日が、太陽が真東から上がって真西に沈むことから、西方極楽浄土の信仰と結びついた仏教行事であるのですが、日本独特の行事で他の仏教国には無いものだそうです。

お彼岸は、春3月と秋9月の年2回あります。期間は春分の日と秋分の日を中日(ちゅうにち)として前後3日間の7日間です。そして初日を「彼岸の入り」といい、最終日を「彼岸の明け」といいます。昔から、彼岸には先祖の霊を敬い墓参りをして供養をする風習があります。できれば家族そろってお墓参りしましょう。お墓参りに特別の作法はありません。墓石をきれいに洗い、お墓の周りも掃除して花や線香をたむけ、お菓子などをお供えします。そして合掌礼拝の前に水桶から水をすくい、墓石の上からかけます。水をかける事も布施になります。

また、家庭では仏壇を掃除し、新しい花、ぼた餅、おはぎ、団子、海苔巻き、いなり寿司などを仏壇に供え、家族でもこれを食すと言った風習も残っています。お彼岸にはお寺で、「彼岸会」の法要が営まれます。お墓参りの折にはお寺の彼岸会にも参加してご供養をすると良いと思います。忙しくて時間がない場合でも、本堂のご本尊へのお参りとご住職への挨拶は欠かさないようにしましょう。

ちなみに「ぼたもち」と「おはぎ」は、お彼岸のお供えにはかかせないものです。両方とも、蒸した餅米とアンコの同じ素材でつくられる食べ物ですが、季節の花になぞらえて、春の彼岸にお供えするのが牡丹餅で、秋にお供えする場合はお萩と言います。ですから、季節感も一緒に味わいながら牡丹餅やお萩をいただきましょう。
先日、父の葬儀を済ませました。菩提寺の住職さんから仏壇にもお参りするようにと言われ仏壇の扉を開けてありますが、親戚から49日の間は仏壇を閉めておくものだと言われました。どちらが正しいのでしょうか。(62歳女性)

A: 葬儀の際に仏壇の扉を閉めるという考えは、仏教的な発想では無く、元々は神道のしきたりから来たものと思われます。

神道では「死者や葬儀は穢(けが)れ」と考え、その「穢れ」を嫌うため、家に死者が出ますと忌や喪が明けるまで神聖な神棚をそのような穢れから遠ざけなければならないと考え神棚を封鎖いたします。

ご葬儀後には四十九日法要が終るまで神棚に白い半紙などを貼って閉じるのが一般的ですが、親戚の方はお仏壇と神棚を同じように考えてそのようなことを言われるのだと思います。

実際はお仏壇と神棚は考え方が違うものなのですが、どうもこの風習がいつのまにかお仏壇にも波及したという可能性があります。仏教にはそもそも死が穢れであるという観念はありません。ですからお寺様でご不幸があってもご本堂を閉めることはありません。

このことから考えると菩提寺の住職さんが言うとおり仏壇は開けておくのが正しいと言われています。一方では、既存の仏様に対して、「しばらくの間、新しい仏様にかかりきりになりますので、申し訳ありません」という理由で扉を閉めるという意見を聞いたこともあります。

こういった考え方が地域の習慣になって仏壇の扉を49日まで閉めるというところもあります。宗旨や宗派によってもいろいろな考え方があるので菩提寺のご住職さんに聞いてみるのが一番良いかと思いますが、いずれにせよ、新しい祭壇と既存のお仏壇の両方にきちんとお給仕することが本来のありかただと思いますので、是非お仏壇の扉は開いて供養をしていただきたいと思います。